時間が掛かりましたが、何とか完成にこぎつけました。
オールローズ・テレキャスター。ジョージ・ハリスンが使っていたギターですね。
勿論内部はセミホロー。
とは言え十分重いのです。
ローズ材は油分が多く、刃物が滑って削り辛いうえに脆くもあり、傷が付きやすいので
加工は大変です。
ネックは細くせずに太めにしてあります。
細くするとキンキンするので、甘さが残るように慎重に削り出しました。
ピックガードも製作しております。
気になるお値段ですが、楽器屋さんで買うならばUSA製で70万円!を超える勢いですよね。
フェンダージャパンの中古でさえ50万に近くなっています。
それはそうです。
ローズのネック・ボディ材は高価なのです。
ジェイズでは製作費は基本価格で、セミホロー加工代金がプラスされた程度です。
ローズ材も含めてもかなりお安くなっております。
今後オールローズを製作するとしても、おそらくボディ材が手に入りません。
ですのでこの1本が最後になりそうです。
オールローズ・テレキャスター。
製作させていただき、誠にありがとうございました。